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家計簿記帳でやりくり上手に 前智子さん(33)の場合


家計簿前さんがつけていた家計簿名古屋友の会は昨年11月、家事家計講習会を各地で開催し、「わが家の家計簿をなんとかしたい」と多くの参加者が集まりました。そのなかから昨年1年間はじめて家計簿をつけた前智子さん(33)の例を紹介しましょう。
前さんの家族は、夫と8歳、3歳の娘の4人家族。結婚前は総合職で働いていた前さんも、結婚後は仕事をやめ、夫から渡される家計費だけで切り盛りをしてきました。今までは転勤や妊娠、出産で家計簿の記帳は途切れたまま。生活費にいくらかかるかを把握できず、足らない分はボーナスや昇給で補てんという状態が続いていました。
そんな彼女が家事家計講習会に出席したことで「家計を把握し、将来のことを考えたい」と家計簿をつけ通すことを目標に記帳しはじめました。
1年を通して気がついたのは、外食費をきちんと把握したこと。学校の給食費、夫の社食代など目に見えにくい出費も我が家の食費だと把握できたこと。ファストフード店でも家族なら4、5000円になってしまったり、ペットボトルのお茶もかなり購入していたため、疲れて帰ってくるなら事前に食事を用意しておく、無理なら最低限ご飯を炊いておく、子どもの水筒を大きなサイズに買い換えるなど考え方や行動パターンが変わってきたとか。
買い物に行く前も家計簿と相談して「今日はあるもので工夫して、買い物は明日にしよう」と在庫チェック。「1日買い物を伸ばすだけで、ムダな買い物が減ることもわかりました」。
2つ目は予算を立てて守る良さを再認識。「お金を使いすぎると、食費を削ったりしていましたが、予算を立てて守れば、食生活が充実していているという実感がありました」。帰省費用や父や母の日のプレゼント、WWFやフォスタープラン、大災害の時の寄付も年初めに予算を立て、「ちゃんと気持を伝えたい人の予算は取って置くことで、気持良く贈り物ができるようになりました」
家計簿を付け通すためには、時間のある時にレシートを書き写し、財布のなかの「現金あわせ」が大切。自動販売機で買ったお茶など、レシートに残らず、思い出しにくい現金のやり取りも記帳することも忘れずに。子どもが宿題をしている横で家計簿をつけ、「これがママの勉強だよ」と話しているうちに、娘さんも「おこづかい帳」をつけるようになったとか。
家計簿をつけてみて、「とにかくお金がないという漠然とした不安が解消された」という前さん。きちんと数字にすることで現状が把握でき、何が足りなくてどうしたらいいのか、将来が見えてきました。ぜひ、今年は予算をきちんと立て、がんばってみたい」と力強く語っていました。